ま・さ・に｢働いたら負け｣

たーこいずです。

 

今年6月。45歳無職独女の私は、派遣の顔合わせのライバル候補者から、

 

衝撃的な話を聞いた。

 

派遣会社の常用社員だというその若い男性は、面接が苦手で、

 

まだ一度も、派遣就業した事が無いのだと言う。

 

私は何の気無しに、待機期間も給与が出るのかを訊いてみた。

 

ぶっちゃけ、どのくらいの金額が出るのかも。

 

なんと、自宅待機しているだけで、20マソ貰えるのだと言う。

 

さらに、資格取得したければ、受験料のみならず、参考書代まで

 

支給されるのだと言う。

 

超衝撃的。

 

ふつーに、お時給1400円とかで、1ヵ月みっちり働いても、

 

勤務日数が少ない月や、残業できない企業などの場合、

 

20マソもいかない事があるというのに、なんという事だ。

 

ま・さ・に｢働いたら負け｣ではないか。

 

ニートで月額20マソ、資格取り放題なんて、ナマ○よりいいじゃねえか。

 

同じ派遣業界に身を沈めている同士なのに、ここでも正規非正規の差別が。

 

なんかもう、やる気をすべて失くしてしまった。

 

(最初はやる気があったかのような口ぶりだが。)

 

私はすぐにも帰りたくなった。

 

営業が、先方との打ち合わせから戻って来て、私と若い男性を

 

個別に呼びよせ、就業可かどうかの意思確認をしてきた。

 

私は即答で、就業したくないと言った。

 

営業が、理由を訊いてきたので、私は、

 

｢若い方が有利だと思いますので、辞退します。｣

 

と答えた。しかし営業は、

 

｢先方は、たーこさんに興味がおありの様ですよ。｣

 

と食い下がってきた。私は、

 

｢自社競合が気に入らねえんだよク○が!!｣

 

とか言える筈もなく、適当に言葉を濁して、帰宅した。

 

しかし次の日(続きます)。