｢タラレバ｣をいくら言っても時間の無駄だし、あの日に帰ることも出来ない。

もう日曜日の午後か・・・。久々にサザ症になってしまった。前ハケン先の時は、あ

まりの理不尽な扱い(仕事の説明もされず、洗いものばかりしてると言われ、単純作

業の子蟻に陥れられた感がある)に、最初の1カ月契約で更新しない事を決めたので、

たいしてサザ症にはならなかったのだ。そのハケン先、indee○でまたソウム募集して

た。あまりにもハケンが辞めて人手不足なので、現場からああだこうだ言われて、ソ

ウムの社員も辞めちゃうんだって。フードコート占拠のハケン屋が言ってたな。｢顔

合わせに行くたびに、ソウムの社員が変わってるんですよ(笑)｣って。おかしな会社だ

から、今はハケン作業員を一切紹介していないそうだ。あたしがおかしかったワケで

はないようだ。良かった。大手企業でもおかしな会社ってあるもんね。まともな人が

入社して来ても、既存の変な人のせいで続かないんだろう。家から超近かったし、な

んといってもお時給がめっちゃ良かったので、未練は残るが仕方ない・・・。あのハ

ケン先で耐えていれば、小金を貯めてペット可の物件に引っ越し、ハチュ達を手放さ

ずに済んだのかも、なんて今更思っちゃうけど・・・。｢タラレバ｣をいくら言っても

時間の無駄だし、あの日に帰ることも出来ない。ハチュ達は長寿命だから、どのみち

最後までお世話することは無理だったのだ。考えが甘かったのだ。こんなメンタルの

時に、ズド～ン！と落ち込む小説を読んでしまった(図書館本だけど)。(↓以下広告)

事情があって、愛犬を手放さざるをえない飼い主のための、有料老犬ホームが舞台。

『飼い主とずっと一緒にいたい』という、ささやかな願いさえかなわない犬達。【よ

んどころない事情】であっても【身勝手な理由】であっても、彼らにとっては、大好

きな飼い主に捨てられたことに変わりはないのだ。途中で読むのが嫌になってしまっ

た。【幸せになってもらうために手放す】なんてキレイ事だよね～。自分がどれだけ

ハチュ達を傷つけたのか、思い知らされたよ。あたしの足に縋りついて、手を伸ばし

ていた姿を思い出す。捨てないでなのよ！いいコにちてるのよ！って叫んでたと思う

とね・・・。あたしが突然倒れて、孤独○して、周囲の住民や賃貸の所有者、不動産

屋、行政に迷惑をかけたとしても、その時まで、傍から離さずおいておくのが、飼い

ぬちとしての正解だったし、それがハチュ達の幸せだったと思う。老犬ホームの犬達

は、生きるために、スタッフに愛想をふりまき、甘えていても、心は傷ついている。

どんなに心をこめてお世話しても、飼い主に代わることは出来ない・・・。願わくは

ハチュ達が、身勝手な飼いぬちなんかキレイサッパリ忘れ去って、今の家族のことを

いちばん大好き！ずっといっちょにいたい！と思ってくれていますように・・・。